企画のイロハ~企画書作成とプレゼンで焦っているあなたへ ♯103

企画書作ってプレゼン!でも、準備は焦らなくて大丈夫。

 企画書作成は、プレゼンとセットで頼まれることが多いかもしれません。しかし、企画書とプレゼンのセットでの準備は焦りますよね。でもね、企画書やプレゼンって、不確定要素が多いのも事実なんです。要するに、関わる人々の状況や気分が左右するので、時間や質、量なんて、本当は関係ないことの方が多いです。ここでは、企画書やプレゼンを頼まれた際の不確定要素と、その対応についてご紹介したいと思います。もしお役に立つようでしたら参考にしてくださいね。

①企画書作成・プレゼンは「関係者全員と自分へのヒアリング」が先。

 ついつい忘れがちなのですが、企画作業は殆どが情報収集と関係者へのヒアリングの取り纏めです。企画やプレゼン自体に実態はなく、実際は関係者の意図で決まっていくのが、企画提案の本質であると考えます。つまり、企画者は「全員の取り纏め」と「自身のアイデア出し」を両方やることになります。プロジェクトにおいての企画手順と調整は下記のとおりですので参考になればご参照ください。

  1. 要件をまとめる(レジュメ):いつ、どこで、だれが、なにを、どのようにしたいのか。企画前提となる“要件”をまとめましょう。※意外ににこれができてるようで、実は誰もやっていない場合があります。
  2. 関係者に質問・ヒアリングする:クライアント、決済者、同じ会社の上司や協力者、ターゲットとなりうる家族や友人など、関係者のキーマンやアイデアを頂ける方々からお話を伺いましょう。
  3. ヒアリングを核に企画のたたきを作成する:人は思っている以上に、見て理解し、イメージする生き物です。ビジュアル化したり、文字にしたり、図にしたり、写真を見せたり、まずはみなさんの意向やアイデアを、大きい文字・写真・図で示すおおまかなプラン(デジタルでも紙でもOK)を共有しましょう。
  4. 「企画たたき」へ意見を盛り込み企画書作成へ:ヒアリングが済んだらヒアリングの意見を練りこみながら、企画書作成に入りましょう。

 これで企画準備とネゴシエーションが同時に完了しました!全員に“無我”で聞き込み、みんなのアイデアと意見を集めましょう

②プレゼンが先、企画書作成は後。最初に「ひとりプレゼン」して作業の呪縛を解く。

 企画書作成前に行うと意外に有効なのが「ひとりプレゼン」です。すぐに資料作成に入ると、PCの画面の前で「さて、どうしよう。」となることも多くて、かつヒアリングのメモを前に呆然としてしまうかもしれません。一人になれる場所で構いませんので、ひとりプレゼンをしてみると、全体のフレームが見えてくることがあるのでおススメです。ぜひ一度、実践してみてくださいね!

  1. 籠る:一人になれる・一人で話せる場所を確保して、15分から30分こもります。プレゼン前の練習に最適なのはカラオケボックスですが、この段階ではご自身のお部屋でも会社の会議室でも構いません。
  2. 資料なし・本番想定で話し始める:できれば立ってプレゼンの導入を話し始めましょう。気づいた点をメモして、プレゼン前にプレゼンの本番に慣れましょう。支離滅裂でも下手でも全然大丈夫です。
  3. 挨拶・導入・概要・企画のウリまででOK:挨拶・自己紹介・提案意図・結論・ポイント・強み等、入口から導入、概要まででOKです。この時は、論理性、ヒアリングメモ、語彙、話し方などは全く気にしなくて大丈夫です。

 自分の声を自分で聞き、話しているイメージを感じ、自分とみなさんのアイデアや意図の「全体像」を思い出すだけで十分ですし滅茶苦茶で大丈夫です。論理的思考や戦略や所作は可変的で、個々人が正しいと信じている、もしくは好みの問題であったりもしますし、企画者であるあなたが、みなさん個々のイメージは最初はわからないのが当たり前です

③ひとりプレゼンメモ&関係者ヒアリングメモを企画書に流し込み「企画概要」を作る。

 パワーポイントやワード等で「企画概要」を作りましょう。形式にとらわれることはありませんので、あなたご自身やみなさんが「好き勝手に言っていること」を文字にして整理します。ひとつひとつ潰していく作業になりますので根気がいりますが、淡々と気楽にやりましょう。企画やプレゼンは全体連携・連帯責任です。プロジェクトは関わる全ての方々が一蓮托生であり、企画者であるあなたが一人で責任を負う必要は一切ありません。企画はやりたい人が、できる人が、得意な人がやればいいだけであって、その成否には無限の不確定要素が関わるため、初めから成果が問われるべきではありません。

  • なぜ、企画し、提案するのか?⇒提案先・企画要件(いつ・誰が・どこで・何を)・目的・課題・オリエン・現状・意向・やること等
  • こちらのベストアイデアと方向性は?⇒提案する方向性・アイデア・貢献できる強み・相手が知らない解決事例や方法・課題にマッチしたサービスや商材・キーマンの好みやアイデア等
  • 関係者全員をワクワクを喚起し、イメージを飛躍させる情報は?⇒エモーショナルな写真やイラスト・先進事例・最先端情報・誰もが知っていて人気がある類似事例・世界最高や世界一・関係者の好みに合う超一流や最高峰

これで企画の準備が整いましたので共有できる関係者に共有しましょう。場合によってはこれでほぼ完成となったり、協力者が現れて予想より断然ラクになったりします。関係者とあなたの意図やアイデア、整理された情報、イメージを飛躍させる素材を「企画概要(レジュメ)」に入れて、企画書作成のハードルを一気に下げましょう!

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